よく揺れるのは〜どっち!?

【 伝統構法の周期 】について

(前置き)
最後に動画がある。伝統構法と在来工法を模した模型を揺らすのだが、動画を見る前に是非、どっちがよく揺れるか自分なりに想像してから、動画を見てほしい。

前回、伝統構法=柔らかい建物、在来工法は堅い建物と超ざっくりな説明をした。
“柔らかい=弱い、堅い=強い” と想像してしまう人がいるかもしれないが、建築においてはそうとは限らない。そして、揺れには建物のクセが関係している。

この写真は、2年前に自作した装置だ。 

装置!?と呼んでいいものか疑問だが。意外にも私の周りでは評判がいい。

土台となる板が地面。その下にはキャスターが付いていて、手で押すと土台が左右にスライドする。つまり地震の揺れを再現している。
薄いアクリル板の先端に円柱状の木の重りをつけている。薄いアクリル板は建物の壁や柱、円柱状の重りは屋根なのどの建物の重さを再現している。

黒い重りの方に”伝統構法“、白い重りの方に”在来工法“と書いてある。この二つの違いは、薄いアクリル板が黒い重りはしなり易く白い重りはしなり難く作ってある。違いはそれだけだ。重りの重さも、薄いアクリル板の長さも全く同じ。

最後に動画を見ていただこう。冒頭に前置きした、どっちがよく揺れるか自分なりに想像してから見てもらうと面白い。
解説は次回….