本を読まないやつの、かつてない読書体験

「この歳になって、たくさん本を読んでおけば良かったと後悔する」

そう、

本を読んでこなかった大人たちがよく言うやつ。

はい、そうです。私もつくづくそう思って後悔しているタイプです。

つい5日前、車で移動中にラジオである本の紹介がされてた。

タイトルは「世界でいちばん透きとおった物語

何やら、絶対ネタバレ厳禁、衝撃のラスト、かつてない読書体験だの。

ハッハッ、それは言いすぎやろ。と思いながら、やたら褒めたおすDJの話に本に興味がない自分もさすがに、気になるやんけ!

となって、

映画でもネタバレウェルカムなタイプなので、内容をすぐにでも知りたくて、ネットで調べるがいまいちピンとこない。

モヤモヤが晴れない……

そこで読破する気持ち20%で、Amazonでポチッ。

早速届いたので、とりあえず読んでみた。

読書は好きではないが何故かのめりこんでしまう。衝撃のラストがどんなものか知りたい好奇心からなのか。

ストーリーが終盤にさしかかり200ページ過ぎたあたりで、

全身がゾワゾワッてなるようなすごい衝撃を受けた。

マジかぁ〜、これが言うてたやつかぁ、

となって、何度も前のページを見返して驚いた。鳥肌がヤバい。

興奮がおさまらぬまま最後のページまで読み進めた。

が……、またしても最後の最後で更なる衝撃、感動を受けた。ここでもか!

正直、本でこんな体験をさせられるとは思ってもみなかった。小説の世界と自分が手に持つ本がリンクしたような感じ。電子書籍されない意味も理解した。読んで良かった…。心底本の面白さを実感した。

そして、

「古民家・ものづくり」でもこんな体験・感動を与えられる再築士になりたいと思った。