この橋、おもろいやないかい!
伝統構法 周期シリーズは一旦お休み。
今日は、橋!!
橋って何やねん…..って思わず、とりあえずこの写真を見て。
橋にはいろいろ種類がある。
普段の生活でよく使う身近な橋 「桁橋」
対岸までが距離が長い場合は、橋桁を高くそびえ立つ主塔からワイヤーで吊って支える 「吊り橋」
三角形のトラスを組んだフレームで支える 「トラス橋」
その他いろんな種類の橋がある。
今回見つけたのは、一見桁橋っぽいけど何か違う。ワイヤーで橋桁を吊ってる訳でもない。
橋にかかる力の流れをイメージすると、橋桁の中央が下にたわもうとする時、橋桁の下を通ってるワイヤーに引っ張り力が生じて、その力は両端のアンカーブロックに伝達される。
木造で体育館や大型倉庫などの大スパンを飛ばす際に用いる工法で「張弦梁」というのがあるが、これにイメージが近い。細長い鉄部材は、圧縮力を加えると座屈しやすいが、引っ張り力については丈夫だ。
橋が、後ろに見える山の景色を阻害することなく、また、橋桁を支えるワイヤーが橋桁の下をくぐって斜めにクロスしていることで橋桁を軽快に見せ、低い川面と山々との余白をうまく繋ぐ存在のように見える。
ん〜〜….. すごく好きなデザインだ!!