地震への備え

亀岡市からの耐震診断依頼が来た。

亀岡市では、南海トラフ地震や亀岡断層などの内陸型活断層地震に対する備えとして、

被害を最小限にする取り組みが重要とし、

平成20年「亀岡市建築物耐震改修促進計画」が策定された。

今後30年以内に約70%の確率で発生が予測される南海トラフ地震。

それに加えて、亀岡市には埴生断層、西山断層帯、亀岡断層と大きな断層が存在しており、それらによる地震の規模は震度6弱〜6強に達するらしい。

この3つの断層による地震時、27,600棟もの家が全壊すると被害想定されており、そのうち約95%が揺れによるものとされる。

木造の耐震化は喫緊の課題だ。

市内の木造住宅の耐震化率は年々上昇傾向にあるが、まだ2割強は耐震化されていない現状にある。

1人でも多くの命を救うためにも、1棟でも多く耐震化していかなければ。

来るべき地震に備え、今できることを一歩ずつ。